つい先ほど、PyCon JP 2016の公式ガイドアプリをリリースしました!
PyCon JP 2016に参加される方はぜひダウンロードしてみてください。
Androidの方はココからダウンロードできます。
こちらのガイドアプリのAndroid版を開発してきたので、今回はその話を。
制作者たち
Androidアプリの制作は4月頃からスタートし、週末やスタッフ作業日、スタッフHack-a-thonなどでちまちまと作り上げてきました。
Androidアプリは私(@rhoboro)が行っており、8月あたりからはSunさんも参加してくれました! ちなみにiOS版の開発者@yutailang0119もブログを書いているのでそちらもぜひ! また、トークやポスターセッションの情報はWebチームを始めとするスタッフ内のWeb強い勢(主に@yellow844と@shimizukawa)により、 公式サイトからAPIとして切り出してもらいました。
デザインに関しては、一番最初にデザイナー(@lapis302と@denari01)とざっくりとした意識合わせを行いました。 その上で、アプリを作る中で必要な素材を都度作ってもらったり、色味などのアドバイスをもらいながら進めましたが、自分のデザインセンスの無さに絶望を感じまくりでした(笑)
開発環境や使ったサービス
PyCon JP 2016アプリはいろんなサービスに支えられています!
Androidアプリの開発で使っていたサービスはこんな感じです。
- ソースコードはGitHubで管理
- リポジトリはpyconjp/pyconjp-android
- 基調講演の情報やスタッフ一覧などはGitHub Pagesを使って配信
- CI環境としてCircleCIを利用
- PyCon JPは今年からCircleCIでWebサイトの自動デプロイを導入しました
- テストはほんの少ししかない...(走らせてはいる
- 基本的にはDeployGateへの配信がメイン
- テスターへのβ版配布にはDeployGate
- このブログでも何度か紹介していますがめちゃくちゃ便利でオススメです
- 特にAndroid版はGradleプラグインを入れるとワンクリックで配信できます
- FabricのCrashlyticsで落ちる系のバグ管理
- その他
- DroidKaigiアプリはとてもとても参考にさせていただきました!
- Dockerでapkのビルドができるようにしてます。これは完全にただの自己満(笑)
開発する上で一番気を遣ったのはAPIキーなどの情報ですね。
普段は社内の閉じたリポジトリでしか作業しておらず、コードと一緒にAPIキーなども管理しているため個人的に知見がなく。。。
いろいろと調べた結果、最終的には 隠したい情報はすべて環境変数にいれる
という形で落ち着きました。
CI系のツールとも相性のいい管理方法かなと思います。
さいごに
自分で作ったアプリの公開ボタンを押すのはワクワクしますね。
仕事でもアプリを作っているのですが、恥ずかしながらGoogle Play Developer Consoleを自分でちゃんと触ったのは今回が初めてでした。
普段は、アプリを作ってもソースコードやバイナリを納めて終了という形をとることが多く、継続的に開発/リリースしているアプリでも最後の公開ボタンは他の人が押すため、自分で押すのはとてもドキドキしました(笑)
また、デザイナーさんが忙しかったため、アプリ公開に必要なヘッダー画像などは自分で作りましたし、普段は自分ではしないことまでできたのはとても楽しかったです。 久しぶりに、初心に帰って「楽しい」と感じることができた瞬間だったので、今後もまた何かアプリを自分で作って公開していきたいなと思いました。
来年のもやるぞぃ!
そして、そのためにTwitterでもランチやパーティーでもアンケートでもPlayStoreのレビューでもいいので、フィードバックをください!
よろしくお願いします!!