3/11(土)に広島で開催していたPython Boot Camp in 広島にTAとして参加して来ました。
Python Boot Camp とは
Python Boot Campは、全国各地で行われている初心者向けPythonチュートリアルです。
簡単に言うと、やる気のある現地スタッフの方に日程と場所を決めていただいて、PyCon JPからPython講師を派遣して講習会をしますという企画です。
詳しくはこちら。
ちなみに講師アシスタントのTAは自由応募になっていますので、Python経験者であれば誰でも応募できます!
今回TAをした動機
学生時代を広島で過ごした身としては、今回広島で開催されると聞いて何らかの形で関わりたいなーと思っていました。 また、広島の尾道が好きで住んでみたいという気持ちを持っているため、今のうちから広島の方々と仲良くなって人脈を作っておきたかったのが動機です。
あとPythonの復習もしたいなーと思っていたというのもあります。 なので、準備としてチュートリアルで使うPython Boot Camp Textを一通りこなし、 追加で公式のPython チュートリアルも念のため再読しておきました。 実際のところ、ちょうどいい復習になりましたね。
やってみて感じたこと
実際にTAをやってみた結果ですが、いろんな発見があってとても楽しかったです。
チュートリアル参加者は学生枠を合わせて15名。そこに講師+TA3名の計19名で行いました。
プログラミング初心者の方や普段Python以外の言語で開発されている方、
機械学習やデータ分析が盛り上がっているから気になって来た方などいろんな方がいました。
嬉しいことにはるばる香川県から来てくれた方も。
初心者向けなので質問に関しては特に問題なく答えられるものが多かったですね。
困ったところやここで詰まるのかという発見があったのは下記のような点でした。
- 持って来たPCの環境が10年前のUbuntu & Python3.1という方がいた
- テキストに沿ってPython3.5を入れてくるようアナウンスしてます
- venvを使う内容もあるのでさすがに古すぎて対応できない...
- 参加者のPCが会場のWi-Fiに繋がらない
- 同じくTAだったもりたこさん(@mrtc0)が対応してくれました
- (原因は謎ですが)DHCPでIPをもらえていなかったのでIPを手動で設定して解決
- コマンドプロンプトを起動しただけの状態とPythonのインタプリタ起動中の区別が付いていない
- プログラミング自体初心者の方も数名いたのでこういう方もいました
- 自分がはまったことがなかったので新鮮でした
次回またTAする機会があれば、こういったことがあるという心構えだけは持っておこうと思いますw
広島での繋がり
現地スタッフやTAの方々はもちろん、懇親会に参加してくださった参加者の方々とも知り合いになれたのでとても良かったです。 個人的には来た甲斐があったなと感じられました。
東京だと尾道で暮らしてみたいっていうと一言目には必ず「なんで?」って聞かれるのですが、
広島の方々は理由を聞く前から「いいですね」って言ってくれたのが印象的でした。
(もちろん人にもよりますし、どちらが良いとか悪いとかの話ではないです)
そして尾道つながりでもう一つ。
来月4/16に尾道Python3入門勉強会(もくもく会)というものが尾道であります。
内容は、今回のPython Boot Campで使っているテキストを題材にしたもくもく会となっていますので興味がある方はぜひご参加を。
主催は尾道周辺で活動されているコミュニティさんで、いつか私も参加して一緒に盛り上げていきたいなと思っています。
まとめ
とても良い経験になりました。
Pythonにはいろいろ教えてもらったと思っているので、こういった活動を通して今後も恩返ししていきたいですね。
また機会があればTAをしたいと思います。
余談
基本の復習に使った資料はどちらも基本がまとまっている資料なのですが、意外といろんな発見があって面白かったですw
例えば、公式チュートリアルの9.5. 継承に下記のような記述がありました。
基底クラス (base class) の名前 BaseClassName は、派生クラス定義の入っているスコープで定義されていなければなりません。基底クラス名のかわりに任意の式を入れることもできます。
これをみて、「任意の式?」と思い下記を試し動いたのは新たな発見でした。
class A:
pass
class B:
pass
class C(A if True else B): // 任意の式が書ける
pass
c = C()